中小規模の飲食店経営者のための株ブログ

中小企業の飲食店経営者でもランチタイムや、仕込みで忙しくてもできる、スイングトレードをしています。

大抵は負けるんだから。

実は、飲食店の経営と株のトレードの考え方というのは全く違う。


どういうことかっていうと、
飲食店で大事なことは、
いかに利益を上げるかを考えることである。
利益を上げるための手段として、チラシや雑誌、DMを出したりする。


逆にトレードで必要になってくる考え方は、
いかに損失をしないかを考えることである。
なるべく大きな資金を投入しないことが大事である。


利益を上げることは考えない。


 私のトレードルールの場合、70~80%は負けトレードである。
 そして、勝ちトレードは20%~30%である。 


 ここで考えてほしい。 


負けトレードが多いとわかっているのに、 
それに対して大きい資金を投入する無謀だということを。 


10回やって2回、3回勝てるならいいじゃんと思うかもしれないが、 
100回やって20回、30回勝てるなら精神的にどうだろうか。 


 まだ耐えられる? 


 では、80回負け続けて、20回勝ち続けるというパターンでは
どうだろうか。


大きく資金を投入している人は
資金の大半を持って行かれているだろう。
最悪、すべての資金を溶かしてしまうだろう。


こらはもちろん極端な話であり、万が一の話だが、
確率の世界ではありえる話である。


負けるトレーダーは絶対にそんなことは起きないと
確信する。


しかし、勝てるトレーダーはその万が一に備える。
損失を小さく、小さくすることを考える。


こんな考えに帰るだけでも勝てたりするもんなんだ。

立場逆転してみました。

立場を変えて考えてみると見えてくるものがある。


買った玉は売らなくては利益にならない。
 売った玉は買わなくては利益にならない。 


 では、外国の投資家や、投資会社が大量に買った玉はいつ売るのか。                   (売った玉はいつ買うのか。)


大量に玉を持った人の気持ちになって考えてみる。 


 しこたま買い増し、買い増しして作った大量の玉は売るのがとても大変だ。 
⇒大量の株を一気に売ると株価が下がってしまう。だけどなるべく高値で売り切りたい。 
⇒巷では日経平均○○円更新。対米ドル○円更新。といった話題が出てきている。 
⇒それに煽られた大量の素人が証券会社の口座を作り取引を開始する。 
⇒その素人が大量に取引し始める。さらに煽るように日経平均更新する。 
⇒素人イケイケどんどん。 
⇒その素人に今がチャンスと大量の玉を売りさばく。 
⇒少し株価が上がるが、すぐに反転。我先にと素人が売り始める。 


こんな感じで考えていくとどのあたりで売ろうかとか、
そろそろかなヤバイかなという目安ができる。 


もちろん当たらないことだってあるんだけども、 そういう考え方も大事だと思う。

裏目フィーバー。

最近株をやり始めたという友人にチャートを見せて聞いてみた。


私;この銘柄このあとどうなるかな。


友:上がると思います。


私:ふむふむ(こりゃ、下がるな。)   
  じゃあこれは?


友:これは下がりますね。


私:ふむふむ(こりゃ、上がるな)   
  じゃあこれは?


友:これはすごい強気ですね絶対上がりますよ!!


私:まじか!!すごいな!!(こりゃ明日大暴落するな。)


なんていう遊びをしてみた。


それにしても、ホントに見事に裏目になるよね。


ある意味尊敬できます。ありがとう。


素人の相場観ってこういうもんなんだろうな・・・。